サスティナブルでヘルシーなうまい日本の魚プロジェクト

Sustainable, Healthy and “Umai” Nippon seafood project

サスティナブルでヘルシーな
うまい日本の魚プロジェクト

あなたの注目度

SH“U”Nプロジェクトの4つの評価軸について,どれがどのくらい重要かといった軸への注目度は個々人の価値観によって異なると考えられます。

ある人にとっては,資源の状態が特に重要かもしれません。

生態系への影響が大切だと考える人もいるでしょう。

また,地域の持続性に特に重きをおく人もいると思います。

あるいは,4つの軸がどれも同等に重要だ,という考え方もあるとおもいます。

この4つの軸のどれが最も重要であるといった,「科学的な模範解答」はありません。みんさんひとりひとりが,そして最終的には社会が「選びとる」べき問題になります。よって,SH“U”Nプロジェクトでは,評価軸の1から4について,評価の根拠となっている科学的情報をすべて公開し,その相対的な重みづけを利用者が自由に選択できるような仕組みを採用しました。

利用者の価値観および考え方に応じて適宜重みづけ(注目度)を変更し,自らの考えに基づく持続性評価を購買行動に結び付けていただくことを想定しています。


「資源の状態」の評価

評価対象となっている魚種について,十分な調査研究がなされているか,海の中にどれくらい存在しているのか,増えているのか減っているのか,持続的な利用のために透明で適正な評価システムが確立されているか,など評価します。

「生態系・環境への配慮」の評価

生態系の仕組みを意識しつつ、漁業が他の生物や海洋生態系全体ならびに環境に与える影響について評価します。

「漁業の管理」の評価

地域の漁業者と政府が協力して水産資源を管理するための工夫やそこで行われている管理の内容について評価します。

「地域の持続性」の評価

地域に根付く多様な水産文化(食文化や海に関する知恵・知識など)を守り継承していく基盤となる日本各地の地域社会の持続性を評価します。